舘ひろしのサングラス完全特定!歴代モデルの型番と選ばれる真の理由
刑事ドラマの金字塔『あぶない刑事』で、舘ひろしが演じる「タカ」こと鷹山敏樹。黒のスーツに身を包み、ハーレーダビッドソンに跨がりながらショットガンを構えるその姿には、常に漆黒のサングラスが光っていました。2024年に公開された劇場版『帰ってきた あぶない刑事』の大ヒットを経て、2026年の現在に至るまで、大人の男性を中心に「あの渋いモデルはどこのブランドなのか」「今でも手に入るのか」という熱い関心が寄せられ続けています。
巷では「レイバンではないか」「特注品ではないか」といった憶測も飛び交いますが、その多くは断片的な情報に過ぎません。本稿では、舘ひろしが長年愛用し、映像史に強烈な足跡を刻んだ伝説のアイウェアブランドの正体から、最新作で着用された具体的な型番、さらには彼が頑なにサングラスをかけ続ける心理的・演出的な理由まで、取材情報とアイウェア業界の最新動向を交えて余すところなく解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:舘ひろしが『あぶない刑事』で着用した代名詞的ブランドは、80年代に一世を風靡した日本の「ルネッタバダ(Lunetta BADA)」であり、最新作でも復刻モデルが公式採用されている。
- 要点2:世間一般で噂される「レイバン説」は誤解が多く、実際には作品の年代やシーンによって増永眼鏡などの国産トップブランドが使い分けられている。
- 要点3:サングラスを着用し続ける背景には、視覚的なカッコよさだけでなく「照れ隠し」や「役柄への没入スイッチ」という舘ひろし本人の繊細な俳優哲学が存在する。
【決定版】舘ひろし愛用サングラスの正体|伝説のブランドと歴代型番
舘ひろしという稀代のスターを語る上で切り離せないのが、1980年代のDCブランドブーム期に誕生した伝説のアイウェアブランド「ルネッタバダ(Lunetta BADA)」です。1984年に東京・代官山で立ち上げられたこのブランドは、それまでの「視力矯正器具」としてのメガネの概念を覆し、圧倒的なモード感と重厚な存在感を放つファッションアイテムとしてストリートを席巻しました。
1986年に放送を開始した初代『あぶない刑事』で、舘ひろし演じる鷹山敏樹の顔元を飾ったのが、まさにこのルネッタバダのアイウェアでした。特に初期の代表作として知られるのが「No.23」や「No.18」といった型番です。大ぶりでありながら日本人の骨格に絶妙に馴染む直線的なウェリントン・ティアドロップのラインは、タカの危険でスマートなキャラクター像を一瞬で確立させました。
ルネッタバダは90年代初頭に突如としてブランドの幕を下ろし、長らくヴィンテージ市場で高値で取引される「幻のアイウェア」となっていました。しかし、ファンの熱烈な要望に応える形で2022年に奇跡の復活を果たします。2024年公開の『帰ってきた あぶない刑事』では、舘ひろし自身がルネッタバダの復刻モデルである「No.23」や、同ブランドのチタンコンビネーションモデルを再び劇中で着用し、往年のファンから新規の映画ファンまで大きな歓喜の声を呼びました。
【徹底比較】『あぶない刑事』歴代着用モデルのスペックと価格帯一覧
シリーズ開始から40年近くが経過する中で、舘ひろしが劇中や公の場で着用したアイウェアは進化を遂げています。ここでは、確実な劇中データやアイウェアセレクトショップの鑑定情報に基づき、歴代の主要モデルを一覧で整理しました。
| 作品・年代 | 着用ブランド・代表型番 | デザイン特徴・スペック | 価格帯相場(2026年基準) | 編集部の見解・入手難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 『あぶない刑事』(1986年〜TV第1シリーズ) | ルネッタバダ(Lunetta BADA) No.23 / No.18 | 極太のブラックアセテート、ストレートなブロウライン、フラットなガラスレンズ | 当時定価:約20,000円前後 復刻版:49,500円(税込) 初期当時物:80,000円〜 | 【難易度:中】復刻モデルはセレクトショップで購入可能だが、人気カラーは入荷待ちが頻発。 |
| 『もっとあぶない刑事』〜劇場版初期(1988年〜) | ルネッタバダ / 一部特注品 No.10 / No.23など | ティアドロップ要素をミックスした変形ウェリントン、ダークグレーレンズ | ヴィンテージ流通価格: 60,000円〜120,000円 | 【難易度:高】当時のオリジナル個体はデッドストックを除き極めて希少。状態の良い物は高額化。 |
| 『さらば あぶない刑事』(2016年) | 増永眼鏡(MASUNAGA)/ DITA カスタムメイドモデル | クラシカルなチタンリム、精緻な彫金、大人の色気を漂わせるシャープなフォルム | 市販ベースモデル: 55,000円〜77,000円(税込) | 【難易度:中】ブランド自体の供給はあるが、舘ひろし仕様の完全同色レンズ再現にはオーダーが必要。 |
| 『帰ってきた あぶない刑事』(最新作) | ルネッタバダ(Lunetta BADA) No.23 復刻モデル(ブラック/べっ甲) | オリジナルを忠実に再現しつつ、現代のチタン蝶番や高精度アセテートを採用 | 定価:49,500円〜52,800円(税込) | 【難易度:中〜低】全国の主要アイウェア専門店(POKER FACEなど)で取り扱い中だが予約推奨。 |
数値データからも明らかな通り、当時のオリジナル品はコレクターズアイテム化しており、ヤフオクやメルカリ等では10万円前後のプレミア価格が付くことも珍しくありません。しかし、現在のアイウェア愛好家にとって朗報なのは、公式に復刻されたルネッタバダの現行ラインが約5万円前後で新品購入できる点です。耐久性や掛け心地の面を考慮すれば、現行の復刻モデルを選ぶのが極めて賢明な選択肢といえます。
【なぜかけるのか?】舘ひろしがサングラスを手放さない真の理由と撮影秘話
なぜ、舘ひろしはこれほどまでにサングラスにこだわり、自身のアイコンとして着用し続けるのでしょうか。単なる「衣装」の枠に収まらない、3つの本質的な理由が取材記録や本人の証言から浮かび上がってきます。
第1の理由は、舘ひろし本人がたびたび口にする「照れ隠しと変身のスイッチ」です。ダンディでワイルドなパブリックイメージを持つ彼ですが、素顔は非常に礼儀正しくシャイな紳士として業界内で知られています。過去のインタビューでも「サングラスをかけると、素の自分からタカという非現実的な男へスイッチが切り替わる」「キザなセリフを言う時も、目元が隠れているからこそ思い切り演じられる」と述懐しています。サングラスは彼にとって、虚構のヒーローを完璧に演じるための防具であり、舞台装置なのです。
第2の理由は、相棒・柴田恭兵(ユージ)との視覚的コントラストの追求です。軽快なステップとアドリブで魅せる「動」のユージに対し、重厚な立ち振る舞いと寡黙な凄みで魅せる「静」のタカ。二人のシルエットが並んだ瞬間、ユージが表情豊かに視線を動かすのに対し、タカが漆黒のグラスの奥に視線を潜めることで、画面に強烈なテンションの差が生まれます。制作陣とスタイリストが計算し尽くしたキャラクターメイキングの賜物です。
第3の理由は、アクション現場における実用的な機能美です。名シーンとして名高い「ノーヘルのバイク手放しショットガン撃ち」。猛スピードで走るバイクの上で風や埃、火薬の煙から目を守りつつ、一切瞬きをせずに標的を仕留める表情を作るためには、頑丈で風防性の高いサングラスが不可欠でした。過酷なスタントを自らこなす舘ひろしの現場主義が、このスタイルを決定づけたといえます。
【実態検証】ルネッタバダ復刻モデルの掛け心地とファンの生の声
「舘ひろしのスタイルに憧れてルネッタバダを買いたいが、一般人でも似合うのか?」という疑問は、購入を検討する多くのユーザーが直面するハードルです。実際に復刻モデルを購入した愛好家の声や、アイウェア専門店のフィッティング現場から見えてきたリアルな評価を検証します。
SNSやアイウェアコミュニティにおける購入者の声を分析すると、まず評価されているのが「圧倒的なクラフトマンシップ」です。80年代のオリジナルは海外生産のパーツも多く、やや大味な作りが見られましたが、2020年代に復活した復刻モデルはメガネの聖地・福井県鯖江市で製造されています。「重厚感があるのに、鼻当てのカーブやテンプルのしなりが現代の日本人向けに再設計されており、一日中かけても頭痛が起きにくい」といった実用面での高評価が目立ちます。
一方で、リアルな摩擦点(不満点)として挙げられるのが「レンズの暗さとフレームの主張の強さ」です。劇中のタカを忠実に再現したオリジナルカラーのレンズは可視光線透過率が10%〜15%程度と非常に暗く、曇天時や室内では視界が著しく制限されます。また、フレームにしっかりとした厚みがあるため、「顔の彫りが浅いとメガネだけが浮いて見えてしまう」「普段着のカジュアルなTシャツに合わせるとサングラスが勝ちすぎてしまう」という声も聞かれます。
現場のプロである眼鏡店スタッフは、「舘ひろしモデルを街着に馴染ませるなら、あえてレンズ濃度を35%〜50%程度のミドルカラーに変更するか、室内でも掛けられる調光レンズにカスタムするのが現代的な最適解」とアドバイスしています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|レイバン説の真相
インターネット上の検索や知恵袋などで頻繁に見かけるのが、「舘ひろしのサングラスはレイバン(Ray-Ban)のウェイファーラーやオリンピアンではないのか?」という言説です。結論から言うと、これは半分が誤解であり、半分は刑事ドラマ特有のイメージの混同によるものです。
なぜレイバン説がこれほど根強く信じられているのか、その理由は主に2つあります。
1つ目は、舘ひろしが『あぶない刑事』以前に出演していた伝説的ドラマ『西部警察』シリーズの影響です。鳩村英次刑事役を演じていた当時、バイク隊の装備やプライベートを含め、一部のシーンでレイバンのボシュロム(B&L)社製モデルを着用していた事実があります。また、石原プロモーションの象徴である渡哲也がレイバンを愛用していたことから、「舘ひろし=石原プロ=レイバン」という図式が世間の記憶に刷り込まれた背景があります。
2つ目は、80年代当時、ルネッタバダがファッション感度の極めて高い層にしか知られていなかったため、視聴者が「あの形のサングラス=有名ブランドのレイバンだろう」と自己解釈したことです。事実として『あぶない刑事』の決定的なアイコンとなったのはルネッタバダであり、レイバンではありません。オークションサイト等で「あぶない刑事・舘ひろし着用タイプ」と称して安価なレイバンの類似品を出品しているケースが散見されますが、真正なファンを目指すのであれば、このブランドの違いは明確に認識しておく必要があります。
【プロの結論】舘ひろしモデルが似合う人・購入を見送るべき人の特徴
1本あたり約5万円という価格は、衝動買いするには決して小さくない投資です。購入後に「自分には似合わなかった」と後悔しないために、プロの視点からおすすめできる人と見送るべき人の境界線を明確に提示します。
こんな人には文句なしにおすすめ
- ジャケットやスーツスタイルを格上げしたい人:クラシカルなスクエア・ウェリントン形状は、テーラードジャケットやレザーブルゾンとの相性が抜群です。
- 顔の横幅がしっかりしている人:ルネッタバダのフレームは存在感があるため、面長やベース型の輪郭を持つ大人の男性によく映えます。
- 一生モノのジャパンヴィンテージを所有したい人:鯖江の高度な技術で復刻されたモデルは耐久性が高く、経年変化を楽しみながら10年、20年と愛用できます。
購入を一度見送る、または慎重になるべき人
- 極端な軽量性・スポーティな掛け心地を求める人:アセテート素材のしっかりとした重量感があるため、ランニングやゴルフ等のアクティビティには不向きです。
- 薄い顔立ちで華奢なフレームを好む人:フレームの厚みが強烈なため、華奢な骨格の方がかけるとサングラスの印象だけが一人歩きするリスクがあります。
- 試着をせずにネット通販で完結させたい人:ブリッジ幅やテンプルの傾斜角に個性があるため、実店舗でフィッティング(鼻盛りやテンプル調整)を受けられない環境での購入は避けるべきです。
購入方法としては、ルネッタバダの正規代理店となっている眼鏡専門店(POKER FACE、Continuerなど)に足を運び、実際に顔に乗せて傾斜や視界を確認した上で購入するのが確実です。度付きレンズやカラーレンズの変更にも柔軟に対応してくれます。
【サングラス 舘 ひろし】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:映画『帰ってきた あぶない刑事』で舘ひろしさんが着用していた最新の型番は何ですか?
A1:劇中で舘ひろしさんがメインで着用しているのは、ルネッタバダ(Lunetta BADA)の復刻モデル「No.23」のブラックカラーです。一部のシーンではべっ甲柄や別モデルも使い分けられていますが、メインビジュアルやガンアクションシーンで確認できる王道の型番はNo.23となります。
Q2:普段使いのメガネや老眼鏡としてフレームを使うことは可能ですか?
A2:可能です。ルネッタバダのフレームは非常に剛性が高く作られており、眼鏡専門店でクリアレンズや遠近両用レンズに入れ替えて日常使いの「愛用メガネ」として仕立てる愛好家も多数存在します。クラシックで知的な印象を演出できるため、ビジネスユースとしても人気です。
Q3:ルネッタバダの復刻モデルは女性でも着用できますか?
A3:デザイン自体はジェンダーレスですが、フレーム幅が広めの設計になっているため、女性がかける場合はややオーバーサイズなモード感が出ます。柴田恭兵さんが劇中で着用したシャープなモデル(No.673など)や、テンプル調整をしっかり行うことで、女性でも非常にファッショナブルに掛けこなすことが可能です。
まとめ:男の美学を纏うためのサングラス選びと今後の価値
舘ひろしがスクリーンの中で体現し続けるサングラススタイルは、単なる流行の消費ではありません。そこには、役者としての覚悟、大人の男としての気品、そして日本が誇るアイウェア文化への敬意が凝縮されています。
伝説のブランド「ルネッタバダ」が復活し、私たちが当時と同じ、あるいはそれ以上に洗練されたクオリティでそのモデルを手に入れられる環境は、アイウェアファンにとって幸福な状況といえます。ネット上の安易な情報や類似品に惑わされることなく、本物の型番と造形美を見極めること。それこそが、時代を超えて色褪せない「タカの美学」を手に入れる唯一の道筋です。 (出典: サングラス 舘 ひろし(Yahoo!ニュース))